今年結成20周年を迎えたロックバンド・BRAHMAN。
音楽活動のほかに、2011年以降は、東日本大震災の復興支援活動でも注目を集めました。
そんなBRAHMANですが、震災以降、バンドのスタイルにも変化が現れました。
1つは、ボーカル・TOSHI-LOWがMCをするようになった点。
かつては、MCなしだったわけですが、震災以降はメッセージを発信するようになりました。
もう1つは、曲のタイトルや歌詞に「日本語」が増えたこと。
以前は、タイトルはもちろん、歌詞も英語だったBRAHMANですが、東日本大震災以降は、メッセージを伝えているように思います。
ただ、この日本語が非常に難しいのもBRAHMANの特徴。
常用漢字でない漢字がたくさん出てきます。
そこで今回は、BRAHMANの曲のタイトルから漢字の勉強をしていきたいと思います。
「超克」
読み:ちょうこく
意味:困難や苦しみにうちかち、それを乗りこえること。
BRAHMAN:6thアルバム(2013/2/20リリース)
「露命」
読み:ろめい
意味:露のようにはかない命。露命を繋ぐほそぼそと命を保つ。かろうじて生活していく。
BRAHMAN:5thシングル(2012/9/5リリース)
「鼎の問」
読み:かなえのとい
意味:権威のある人の能力・力量を疑い、その地位を奪おうとすること。
BRAHMAN:6thアルバム「超克」収録
「霹靂」
読み:へきれき
意味:かみなり。いかずち。雷鳴。雷が激しく鳴ること。落雷すること。また、大きな音が響き渡ること。
BRAHMAN:4thシングル(2011/9/7リリース)
「俤」
読み:おもかげ
意味:記憶によって心に思い浮かべる顔や姿。「面影」との違いは特に無いが、「俤」は常用漢字ではありません。
BRAHMAN:6thアルバム「超克」収録
「警醒」
読み:けいせい
意味:警告を発して迷いをやぶり、めざめさせること。
BRAHMAN:6thアルバム「超克」収録
「賽の河原」
読み:さいのかわら
意味:冥土の三途の河原。死んだ子供が父母供養のため石を積んで塔を作ると、鬼がそれをこわすが、地蔵菩薩(ぼさつ)に救われてまた石を積むという。いくら続けても、あとからあとからくずされる、むだな努力のたとえ。
BRAHMAN:6thアルバム「超克」収録
いくつ読めましたか?
7月には映画「ブラフマン」も公開されますので、ぜひチェックしてください。