高城剛さんが語る日本の音楽シーンの未来とは?


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今日、ITテクノロジーと音楽ビジネスについて考えるTHE BIG PARADEというイベントが代官山で開催されていますが、今だにSpotifyがはじまらない日本の音楽シーンはいったいどうなっちゃってるのでしょうか?

高城剛さんの今週のメールマガジンのQ&Aに、音楽業界で働いている人の相談がありました。この回答が非常にシンプルで、的を射ていると思いましたので、抜粋して紹介させていただきます。

ちなみに毎週金曜日に発行される高城剛さんのメルマガは超面白いです。過去にいろんな著名人の有料メルマガを購読しましたが、継続して読んでいるのは高城剛さんのメルマガだけです。

世界各国のニュースをキュレーションして紹介する雑誌クーリエ・ジャポンが人気ですが、高城剛さんのメルマガは、まさに一人クーリエ・ジャポンです。

毎週世界のいろいろな場所から配信していて、今週は「ウガンダの首都カンパラにいます。」と書いてありました。本当かよ、っていつも思うんですけど、本当みたいです。オススメです。

高城未来研究所
http://takashiro.com/future/

【Q】
こんにちわ。私は現在音楽(エンタメ)業界で働いているのですが、ご存知の通り日本の音楽市場は右肩下がりの状況です。そこで高城さんが未来を想像するにあたり、音楽業界は内需だけではなく、世界に向けてどのようなアクションを取ればいいとお考えでしょうか?LIVE事業や、スポティファイなどのサブスクリプションという声もありますが。ご意見を頂ければと思います。

【 A 】
日本に戻って打ち合わせをする際に本当に不思議に思うのは、「本は紙、音楽はCD」をいまだに貫いていることです。特に音楽はダウンロードを頑に拒み、CDのみの販売も目立ちますので、右肩下がりで当然ですよね。売っているのは、音楽ではなくキャラクター商品ですから。「ザ・芸能界」が音楽ビジネスもメディアも牛耳っている間は、絶対にコンテンツ内需が拡大することもなく、世界にアクションしても空振りするだけだと思います。ですので、ミュージシャンなどが、事務所に何を言われようが勝手に海外に移住するかどうか、だけだと思いますね、次の突破口は。その成功が次の日本のシーンのすべてだと思っておりまして、インターネットのあたらしいサービスは、あまり関係ないと考えています。

サブスクリプションがどうだとかいうのは本質的な話ではなく、ミュージシャンが海外に移住しろと。その成功が次の日本のシーンのすべてだというのは鋭い指摘ですね。ごちゃごちゃ言ってないでさっさと行けということで、布袋寅泰さんはまさにそれを実践してチャレンジしていますよね。音楽業界の皆さん、この指摘はどう思われますか?