注目のネクストブレイク女性SSW5選!!竹澤汀、片平里菜、青葉市子、sugar me、大森靖子


ももいろクローバーZが2014年3月15、16日と2日間、AKB48が2014年3月29、30日と2日間(単独&グループ公演)、と共に国立競技場でライブを行った。国立競技場とは2005年にSMAPが単独公演を行ったのが最初で、それからは嵐、DREAMS COME TRUE、L’Arc〜en〜Ciel、ポール・マッカートニー(公演中止)と限られたアーティストのみがライブを行える場所であり、言わば3月にももいろクローバーZとAKB48がライブを行ったのはアイドルブームの絶頂期であったとも言える。

そして、ブームとは始まりもあれば終わりも来る訳で、次のブームは何なのか?現在、業界内で次のブームは女性シンガーソングライターが来るのではないかと言われている。

シンガーソングライターの代名詞だったYUIが2012年で活動を休止し(現在はバンドFLOWER FLOWERとして活躍)、miwaが2013年にNHK紅白歌合戦に出場した。今夏、茨城県ひたち海浜公園で4日間行われた『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』において、BUZZ SPECIALというステージの枠でアイドルが3日間かわるがわる登場したが、その内1日間は女性シンガーソングライター4人、片平里菜、住岡梨奈、新山詩織、山崎あおいがその枠を務めた。

また、TOKYO FMの番組『Skyrocket Company』では新山詩織、山崎あおい、Suzu、Sakuの“ギター女子”という括りで4日間日替わりでゲスト登場した。現在、特集が組まれるほどの女性シンガーソングライター。そこで私がお勧めする5人の女性シンガーソングライターを紹介したい。

■竹澤汀
竹澤汀

まずは上の30秒の動画を観て欲しい。今年の春に流れていた服・雑貨ブランドの『AS KNOW AS』のCMに抜擢され、かく言う私もこのCMで彼女に出会った。彼女の一番の魅力は『透明感』だ。それはCMの演出の更に奥にある彼女の放つもの。ユニットGoose houseの1人としても活躍する彼女。アコースティックギターの他にもキーボード、カホンと演奏する楽器も多種多様だ。

ソロとしては2012年に『点と点のあいだ』をリリースし、レコ発であったSHIBUYA BOXX公演は完売。リードトラックである”東京タワー”に因み東京タワーの展望台でライブをする。そして、2014年10月にキネマ倶楽部でワンマン公演が行われる。チケットは発売日に即日完売。SAKEROCKの星野源がソロで大きく飛躍したように、彼女にも似た可能性がある様に感じる。

■片平里菜
片平里菜

福島県出身。『閃光ライオット2011』審査員特別賞受賞。山田貴洋(ASIAN KUNG-FU GENERATION)の目に止まり、” 始まりに”を配信リリース。その縁もあり、CDデビュー前に『NANO-MUGEN FES.2012』の大舞台に立つ。新人故に休憩時間として外に出る人も多かった一方で堂々としたステージをやり切ったのが今も印象に残っている。

彼女の一番の魅力は『自然と彼女の周りには笑顔が集まる』事だ。東北ライブハウス大作戦に参加するTOSHI-LOW(BRAHMAN、OAU)や細美武士(the HIATUS)とも交流は深く、東北ライブハウス大作戦が被災地に立てたライブハウスで細美武士とライブを行ったり、2014年8月にリリースされたメジャー1st Album『amazing sky』には安野勇太(HAWAIIAN6)、OAU、亀田誠治、山田貴洋(ASIAN KUNG-FU GENERATION)とプロデュース陣も幅広く、1つ前に紹介した竹澤汀の参加ユニットGoose houseとも対バンを行ったり、Ustreamで一緒に演奏したり交友関係は幅広い。また、今夏福島県郡山市で行われた『風とロック芋煮会2014』内の野球試合ではタイムリーヒットを打つ。しっかりやるところはやる、そんな彼女だ。
福島の青空を背負って立ち、多くの人にその声を届けて欲しい。

■青葉市子
青葉市子

彼女の楽曲、ライブは一貫してクラシックギターの弾き語りで行われる。様々な音楽が溢れる今の時代にクラシックギター一本で挑む彼女。上にMVではなくあえてライブ動画を貼った。彼女の一番の魅力は『生まれながらに持った才能』。もちろん誰しもが才能を持って世界に出てくる訳だが、彼女の佇まい、醸し出す空気感は彼女だけのものだ。それはライブを観てもらえればきっとすぐに分かるはず。

2013年元日にOAされたNHK-FM『坂本龍一ニューイヤー・スペシャル』のスタジオ・セッションをCD化したのがアルバム『ラヂヲ』。細野晴臣、坂本龍一、小山田圭吾、U-zhaanと豪華なゲストに認められ収録された。他にも七尾旅人、向井秀徳等とも共演をしており、舞台『小指の思い出』にミュージシャンとしても出演している。
誰もが羨むその才能は更に広がりを見せ、多くの人の心の安らぎの音楽に成り得るだろう。

■sugar me
sugarme

才色兼備とはまさしく彼女の事を言うのだろう。元々、ユメオチというバンドのボーカル寺岡歩美として活動しており、バンドが解散してsugar meというソロプロジェクトになった。

彼女の一番の魅力は『類い稀なる音楽センス』だ。小山田圭吾を始めとした豪華なクリエイターが参加した1st Album『Why White Y?』がリリースされたのが2013年の11月。レコ発として7th Floorで行われたワンマンライブはSOLD OUTとなった。本編ラスト” As You Grow”での大団円、アンコール” Sometimes Lonely”の曲中間でsugar meが行ったバンド紹介はまるでフランス映画を観ているかのような見事な締めくくりであった。その人が元々持った音楽センス、クラスに1人はいた何でも出来る人、彼女にはそんなイメージを持つ。

堀江博久と回った『We’ll Meet Again』も彼女の音楽ルーツと堀江博久が引き出す彼女の素の部分が垣間見る事が出来る素晴らしいツアーであった。そして、このツアーのエキストラ公演が12月にWWWで行われる。1つ前に紹介した青葉市子(with 小山田圭吾 & ユザーン)との対バン、ゲストにNAOKI (LOVE PSYCHEDELICO)という二度とないような豪華なライブなので絶対に見逃さないで欲しい。

■大森靖子
大森靖子

最後に紹介するのは知る人も多いだろう大森靖子。彼女の一番の魅力は『歌の力』だ。
『TOKYO IDOL FESTIVAL』に出演し、『FUJI ROCK FESTIVAL』にアイドルを出演させ、『夏の魔物』で事を起こし、スキャンダル的にTwitterで拡散されていく一方で、真の彼女の魅力は人間力溢れる、その自身の歌の力。

人は歌の前では振っていたサイリウムも、掲げていた拳も降ろしてただ立ちつくすしかなくなる。そんな経験を今までした事があるだろうか?そんな歌の力を持ったアーティストがどれだけいるのだろうか? 日常が辛くて流れる音楽にただ縋り救われた彼女の音楽がまた誰かを救うのだ。音楽は魔法ではない。
(文=渡辺彰浩)

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