ロックフェスのバズはアイドルからアニソンへ。COUNTDOWN JAPAN14/15を切る!


news_header_countdownjapan1415_logo

近年、いくつもの夏フェスが生まれ、「どのフェスも似たり寄ったりだ」という声も散見する様になり、まさにフェス飽和状態にある中、これからやって来るのは冬フェスの時期。

関西を支えるFM802の『RADIO CRAZY』、もはや好例となったLivemasters Inc.主催『COUNTDOWN GT2015』、そして名古屋近郊の方には朗報であろう今年から仲間入りした新フェス『MERRY ROCK PARADE 2014』と一段と百花繚乱となった冬フェスであるが、忘れてはならないのが冬フェスの先駆けとなった『COUNTDOWN JAPAN 14/15』である。

ライブアクトアーティスト全出演者が発表(ASTRO ARENA(仮)は未発表)され、TwitterのHOTワードに暫く入る程の盛り上がりを見せる今年のラインナップだが、夏の『ROCK IN JAPAN FES』、そして『COUNTDOWN JAPAN』両史上でもrockin’onが新たに舵を切った様なアーティストが名を連ねている。
それはOLDCODEX、Kalafina、LiSAといったアニメシーンを主としたアーティストだ。

かつて、2013年の『ROCK IN JAPAN FES.2013』でrockin’onはアイドルシーンを初めてDJ BOOTHに持ち込んだ。今や飛ぶ鳥を落とす勢いであるBABYMETALやでんぱ組.incも最初は試験的にここDJ BOOTHであった。そして、2013年の『COUNTDOWN JAPAN 13/14』、2014年の『ROCK IN JAPAN FES.2014』とアイドルシーンはロックフェスの中で生き残った。いや、秀でたものだけが生き残ったとも言える。それが現時点で『COUNTDOWN JAPAN 14/15』のライブアクトとして発表されている℃-ute、チームちゃちほこ、でんぱ組.incと言った面々だろう。(清竜人25は新星なので別枠とする)
今後、ASTRO ARENA(仮)のラインナップが発表された際に、更に新たな面々が出てくる事が予想出来るが、それでも今後シーンで生き残っていけるのは挙げた3組だろう。特にでんぱ組.incは夏の『ROCK IN JAPAN FES.2014』にて3番目に大きいSOUND OF FORESTにてアクトを務めたが、リハーサルの時点で入場規制がかかる程の人が押し寄せ、ライブがスタートすると将棋倒し寸前の人で溢れかえる程であった。冬の『COUNTDOWN JAPAN 14/15』では更に上のキャパシティのステージGARAXY STAGEでのアクトが有力と言えるだろう。

話を戻すが、ロックフェスのバズとしてアイドルシーンを持ちこんだrockin’onがこの『COUNTDOWN JAPAN 14/15』で次はアニソンシーンを持ちこもうとしている。その起用の理由はいくつかあるのだが、実は振り返るとrockin’onは実験的にアニソンシーンをフェスに持ち込んでいた。それは遡る事2年前、『ROCK IN JAPAN FES.2012』に八王子PがDJ BOOTHに出演しているのが最初であり、それを起点にsasakure.UK、坂本真綾、livetune、DJ和、じん feat.lisaといったアニソンシーンを主とするアーティストが出演していた。しかし、その規模はさほど大きくはなく、アイドルシーンの影に隠れてしまっていたとも言える。ここ数年でアイドルがロックフェスに出演するのがさほど珍しくなくなった今、rockin’onは次のシーンに舵を切ったのだと考える。

そして、アニソンシーンはロックフェスと相性が良い。坂本真綾が『ROCK IN JAPAN FES.2013』に出演した際に、同じステージに出演していたthe band apartの原が坂本のファンであり、Twitterをきっかけにして” Be mine!”という曲でコラボレーションをする事になった。

また、今冬の『COUNTDOWN JAPAN 14/15』に出演するLiSAは、今夏の『TREASURE05X』に出演し、既に成功を収めている。LiSAはロック調の曲も多く、SiMのボーカルMAHが書き下ろした” L.Miranic”というラウドロックナンバーを持つくらいにロックフェスとは抜群に相性は良いだろう。

しかし、ロックフェスにアニソンを持ちこむにあたって幾つか懸念事項もある。まず、夏の『ROCK IN JAPAN FES.2014』でも話題になったサイリウム問題である。アイドルシーンにおいてサイリウムは必要不可欠な存在であり、それが全面禁止となった『ROCK IN JAPAN FES.2014』は様々な場所で議論を生んだ。そのサイリウム全面禁止は同運営である『COUNTDOWN JAPAN 14/15』でも続くと予想される。『COUNTDOWN JAPAN 14/15』は夏の野外とは違い屋内フェスであるが故に、サイリウムが無い事は必然的にかなりの違和感を生むのではないだろうか。
また、アニソン色の強い12月28日は『コミックマーケット87』の初日と重なっている。rockin’onがこれを受けてどうタイムテーブルを組むか必見である。

新たなシーンに舵を切った『COUNTDOWN JAPAN 14/15』。今年はイベントホールの更に奥の9~11ホールも使用される事が発表されている。更に拡大する会場でどの様なシーンの渦が生まれるのか、是非足を踏み入れよう。

(文章=渡辺彰浩)
☆☆☆☆☆☆
音楽の今がわかる
ネットの口コミランキング RUSH RANKING

headerLogo

http://rush.rancha.jp/index.html