KEYTALK「MONSTER DANCE」の賛否両論に考える。『振り付け』はモッシュ&ダイブに替わる新文化となるか?


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大好きなアーティストのライブ。あなたはどんなノリ方で楽しんでいるだろう?体を揺らす、踊る、跳ねる、手を上げる、クラップ、モッシュ、ダイブ、ヘドバン…。オーディエンスにはライブを盛り上げる為の沢山のアクションがある。音楽のジャンルにより、そのアクションは異なってくるとは思うが、最近はそのアクションの一体感が求められるライブが増えてきてなと実感している。そのもっともたるアクションが

「振り付け」である。

アイドルやヴィジュアル系バンドの世界においては元よりあった文化かとは思うが、ついにロックバンドの世界にまでそれは浸透しつつある。そんな中で先陣を切ってアーティスト自らが「振り付け」を実演し、ロックファンに衝撃を与え、物議を醸した動画がこちらである。

マキシマムザホルモン『恋のスペルマ』”FES等におけるLIVEのノリ方講座”

 

いやーふざけてる(笑)いまだにこれを観るとニヤニヤが止まらない。動画が公開された当時は彼らのいつもの悪ふざけなのか、それともフェスのファンを皮肉っているのか、はたまた案外ガチでこういうノリを求めているのか、答えが見つからずにファンは困惑した。(私は靴ひもを結ぶシーンなんかは正直皮肉に見えるのだが、結局その答えは未だに分からない)

それから一年、今年もあるロックバンドが「振り付け」に妙にこだわったPVを発表した。

KEYTALK/「MONSTER DANCE」MUSIC VIDEO

異常なまでに揃ったオーディエンスの「振り付け」これにもファンは困惑したようで、一部では『こういう一体感最高!』とか『振り付け覚えたい!』という賛成派の声が聞こえたが、反対に『ださい』とか『KEYTALK好きだったけど、これは無理』といった否定的な意見も多く聞こえた。

まだまだ、浸透には時間の掛かりそうなロックバンドの「振り付け」。正直、否定的な意見の方が完全に多い。ただ、そんな中でもかなり受け入れられているように感じるのがこちら。

MAN WITH A MISSION – Smells Like Teen Spirit/FLY AGAIN

マンウィズのFLY AGAINは若い世代にはかなりの割合で受け入れられているように思う。クラップのタイミングや、手の上げ方なんかは完全に「振り付け」に分類されるが、否定派は少ない。奇しくもきゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」と同じ振りであるのだが…。この否定派の少なさは個人的には不思議だ。

きゃりーぱみゅぱみゅ『つけまつける』live

ロックと言えばモッシュ&ダイブのイメージだが、それ自体を危険行為と捉え、禁止する会場が増えてきているのだから、こういったケースは案外これから増えていくのかも知れない。ロックに於ける「振り付け」は新たな文化として受け入れられていくのか、それとも一時的な文化として衰退するのか。

さぁ、あなたはそのバンドの「振り付け」を一緒に踊るだろうか?
(文=ジリー)

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